幼きルイの思い出

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今日からもう一人、教える生徒が増えるからと言われて今待っている。 『貴女が、一緒に訓練する相手かしら? 私は、リズ宜しくね。』 女の人だったんだ、背が高くてスタイルも良い、気も強そうで何となく年上そう。 もしかして前に噂で聞いた人かな? 『こんにちは、ルイです。 此方こそ、宜しくお願いします。』 『しかしはぁ~、やんなっちゃうわよね。 新しい教官も男だろうし、最悪。 あいつら女だから馬鹿にする割には強くないし、そのくせに身体を嫌らしく触ってくるし、死ねばいいのよ。 男なんて生き物は!』 毒舌を言いう、凄く嫌そう。 『今日の先生は良い方で、凄く強い方ですよ?』 アレン様の事を詳しく説明すると… 『えー、それ本当に? 男の教官なんて、全員馬鹿で性欲しか頭にない最悪な連中よ。』 前の教官もボコボコにして、仕返ししてやったとの事でした。 だから今日から一緒なのかな?
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