ヒカルの事情

幼きルイの思い出

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『皆様お集まり、ありがとうございます。

本日は、魔法使いの組織運営化及び、女性騎士の部隊設立を提案させて頂きます。』

今日は普段の定例会とは違い、王族･有力者･様々な有識者に出席して頂いている。

やはり、このメンバーだと緊張してしまうとアレンは、その気持ちを隠しながら進行していく。

はぁー、無事に終わった。

概ね上手く、多くの支持を獲得する事が出来た。

決まった内容は、

１･個別に活動をしている魔法使いを、魔法協会を設立して組織化。

指示系統を一本化出来る為に、依頼対応のスピード向上。
情報の共有化による、個々の能力開発を進める。

２･女性騎士で組織する、白騎士団の設立。

王都の昼間警護を、主体に活動する事により女性･子供の被害者のケアを向上。
夜間･近隣の街の警護に、現在の男性騎士を充てる事により治安改善を行う。

一部の貴族達を黙らせる為に、立案者である私が王宮騎士団を自主的に辞退する。