幼きルイの思い出

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しかし政治的な取り引きの為といえ、無職・宿無しになってしまった… (現在住んでいる屋敷は、王宮騎士団長に貸し出されている物件である為に、退去しなければならない。) まあ私が失ったものに比べたら、今回得た価値は比較にならない位に高い。 個人的にも相談されていたルイの夢も、後は本人の努力しだいで道は切り開かれた。 さて食いぶちと宿を探すかと、アレンは気持ちを前向きに歩き出す。 …… 『そこの宿無しのお人好しさん。』 突然、今の自分の事を的確に表現した言葉に反応する。
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