不思議な木の実(応援特典にしてたお話、読んだ方はご免なさい)

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不思議な木の実(応援特典にしてたお話、読んだ方はご免なさい)

遺跡調査の数日後のある晴れた日、ヒカル達家族の家に、若い男女の2人組が訪ねて来た。 『すいませ~ん、クリス様とアニエスさんはご在宅でしょうか?』 誰だろう?クリスの部屋で本を読んでいたヒカルは、玄関へと急ぐ。 途中でフレアお姉ちゃんが肩に跳び乗ってくる… (最初やられた時は、心臓が飛び出るほどにビックリしたんだけど… 今は慣れてしまった。) 玄関先には二十代と思われる男女で、知り合いと言う訳ではなさそうだった。 『今、クリス ママもアニエス ママもお仕事に行って居りません。』 そう伝えると、やっぱり時間早かったじゃないかと、男性の方が小声で女性を責める。 『なんじゃ、玄関先で挨拶もせずに内緒話とは感心しないのう。 儂はフレア、お前達は何ようじゃ。』 フレアお姉ちゃんが、珍しく正論で… 明日は雨かな…と、普段の行いからヒカルは思ってしまう。
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