不思議な木の実(応援特典にしてたお話、読んだ方はご免なさい)

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『失礼しました! 私達はこの王都の楽団の者で、本日はご協力のお願いにやって来ました。』 先ずは話を聞いてみると、あるお祭りを企画する為の資金援助と、活動へのお誘いみたい。 そのお祭りはを企画した切っ掛けは… 以前に、僕とフレアお姉ちゃんが巻き起こした騒動が発端でした。 その時の事を思い出す2人。 ………(回想) 『ヒカル~遊びに出掛けるのじゃ。』 最近話せる様になったヒカルに、世界の面白さと不思議さを教えつつ丈夫な体に育てようと連れ出すフレア。 トテトテと可愛らしい歩き方で着いてくる姿は、とても癒される。 『お姉ちゃん、今日はどこに遊びに行くの?』 『秘密の場所じゃ、あそこには面白い植物が多いからのう。 楽しみに着いてくるのじゃヒカル。』 先ずは、秘密の場所まで隠密ごっこじゃっとヒカルを連れ出す。 通り道は、ある時は人様の庭の中を… またある時は、果物を運搬する荷台に忍び込み、ヒカルの幼い冒険心を巧みに擽るのだった。
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