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あれから、どうヒカルを指導すればいいかと考えるアレン。
3人とも相談して、今は背丈と実力的に相手が出来る人がいないと結論をだす。
その為、当分は素振りや型の基本を行い、実戦力の向上は見取り稽古を採用。
早速、王宮の関連部署に許可を取り、近衛騎士団の訓練を見学させる事にした。
『ワシも連れていくのじゃ』
見学当日フレアが、そんなこと言いながら突然アレンの背中にピタッと張り付く。
『お前など絶対連れて行けるか、フレア!
問題起こすのに決まっている。
さっさと離れろ!』
手を背中に伸ばし、引き剥がそうとするアレン。
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