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光の精霊レポート
・ヒカルと出会うまで、発見例はほとんど無い。
フレアも小人族口伝のみ。
・現在は、増加傾向にある。
他精霊と比べると明らかに少ない。
・魔法が使用された記述が有る。
呪文等は残っていない。
・属性検査の術式は確立されていない。
現在は、火水風土のみ。
・分布に偏りがある。
ヒカルを中心に広がっている。
……
『分かった事は少ないのう…』
『今まで誰も研究していないのですから、これからですよフレア。』
『慎重に進めんといかんからのう。
難題じゃ。』
光の精霊の事を秘密にしての研究である為に、他に協力を求められず難しい。
ヒカルに害が及ばないように慎重に…
でもヒカルの為にも調べなければ…
ジレンマである。
『これからの方向性としては、光魔法が使用されていた時代の遺跡調査。
属性検査術式の開発、小人族の伝承調査ですかね。』
『そうじゃのう。
遺跡調査はアニエスにも手伝って貰おうかのう。』
方向性を話し合い、慎重に進める2人であった。
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