1112人が本棚に入れています
本棚に追加
/216ページ
秘密の友達
今日は秘密の友達に会いに行く。
出会ったのは公園に遊びに行った時。
そこは何故か誰も近付かない不思議な場所だった。
皆が無意識に避けて行くのを不思議に思い、近付いてみる。
何故僕だけそれに気付いて不思議に思うのか?
その秘密に好奇心をくすぐられて行動に移した。
変わった事といえば、他の場所より精霊の光が多く活発に感じる。
自分より少し大きい木々を掻き分けて、更に奥に進んで行くと……
突然ひんやりと澄みきった空気が、急ぎ足で火照った頬を撫でるように広がってくる。
視界が開けると、そこには白く可憐な花が咲き乱れる小さな湿地が存在した。
「こんな所になぜ?」と意識をそれに向けていると…
可憐な花びらの上で、精霊の光が嬉しそうに舞い踊り煌めきながら出迎えてくれた。
最初のコメントを投稿しよう!