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『転生のことは、ある程度納得してくれたみたいですね。』
ヒカルの機微な反応を見逃さない様に、そして後から後悔をさせないように観察しながら問いかける。
ヒカルは、顔を引き締め直して頷き返す。
『ではヒカル、新たな誕生日おめでとう。』
突然ヒカルの身体中から、色鮮やかな光の粒が溢れだして、どこかに消えていく。
意識がだんだんと薄れゆくなかで、優しい歌声がヒカルを包み込み見送った。
…愛しいヒカル、幸せにね
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