イリス先生?

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イリス先生?

あれ以降、光の魔法や精霊の事などをイリスに教えて貰った方がいいと皆に薦められて時間が空いた時は、会いに行くようになったヒカル。 「今日も教えて下さいイリス先生。」と挨拶をして始まる。 何故かイリスが、 「教えてる時は先生って呼んでね。」と言い出したのでそうしてる。 先生と呼ぶと、とても嬉しそうにするので恥ずかしいから止めたいとは言えないヒカルだった。 だって机や椅子まで、どうやってか用意してる気合いの入りようなんだもの…。 「今日は、魔方陣の仕組みと活用法を教えますね。 これは、前に説明した詠唱による魔法発動に比べて利点が沢山あります。 まずは安定性、高出力に加え繰り返し使用出来る。 そして魔法知識の無いものでも利用可能なことです。」 「ここまでは分かったかな?」とノリノリなイリス。 端から見ると、一人机に座ったヒカルが小さな竜を見詰めている…、とてもシュールな状況である。 結界があって良かったねとヒカルを慰めたい。
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