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深い眠りについたのを確認して、リビングのアニエス ママに話を聞きに行く。
『ヒカル、リタはもう眠ったの？』
『今はぐっすり眠ってる。
明日一緒に家まで行ってくるから、リタの家の場所を教えて。』
『そう…
やっぱり家に帰ろうとしてたのね。
分かったわ、ヒカルお願いね。』
『でも、よくリタが話したわね？
孤児院に来てから、何も話さなくて困っていたみたい。』
両親が亡くなり、引き取り手が無かったリタをアニエスが引き受けたらしいが、孤児院では周りの子にも職員にも心を開かなかったらしい。
『どうだろう？
普通以上に接してくれたと思うけど。』
「そう…」何か考えている様で、思案顔のアニエス ママは凛々しく見える。
『ヒカル、リタが落ち着くまで家の方で預かる事にするわ。
暫くの間、リタの側に居てあげて？』
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