護るべき時

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リタが両親からプレゼントされたネックレスを取りに行くと2人で二階に上がる。 箱に入ったネックレスを持ち帰ろうとすると、一階から何か物音が聞こえてくる。 「?」誰だろ音を殺して様子を伺うと、2人の男達が何かを探しているようだった。 『おい、見付けたか? 誰か来るかもしれん早くするぞ。』 『そんな事言っても、形も分からないんじゃ難しいですぜアニキ。』 『遺跡にあった月の紋様があるはずだ。 鍵さえあれば、お宝を頂戴できる。 奴は調査隊の隊長だったんだ、絶対ある。』 話を聞くかぎりリタの両親が残した物を探しているようだ。 『二階も探してこい。 さっさとしろ。』
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