レティシアのお願い

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ヒカルはクリスの蔵書を殆んど読破済み理解もしているので、余程の事がないかぎり心配はいらないのが現状である。 アニエスもその辺りをクリスを通して聞いているから、尚更いまの状態に… 自分の子供を悪く言われたら怒るのが親だと思う。 「ねえ、ヒカル。 一年のは習っているから、私が教えてあげようか?」とリタが聞いてくる。 『え! リタって、僕と同じ歳なんじゃないの?』 『違うわよ。 確かに、背は一番小さいけど… でも、これでも小学部二年生でお姉さんよ。』 確かに何歳かは聞いていなかったけど、自分と同じくらいと思っていた。 勝手に妹みたいと思っていて、恥ずかしい! ……… リタの提案はありがたいかも、小学部一年生のレベルが分からないから教えて貰おうかな? その後、リズは若干…困惑したままにレティシア姫へ報告しに戻り。 アニエスはヒカルに頑張ってもらおうと、腕によりをかけて料理を作ると張り切っている。
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