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「ヒカル、こんな才能もあったのね。
良く描けているけど、彼方で習っていたの?」デザイン画はともかく、絵を描いているのも見た時が無かったのでそう思ったようだ。
「趣味でアクセサリー作りをしていたから。
物作りは好きで色々してたの。」こちらでも鍛冶屋のおじさん家に出入りしているぐらいに。
アクセサリー作りも趣味のレベルではなく、母親の部下の一人が遊び心でヒカルのデザインしたのを自分の作品と混ぜて発表していた。
子供のような常識に縛られない自由な感性が光り、とても可愛らし作品と好評価だったのだが、実際に子供のヒカルがデザインしていた。
ヒカルも自分のデザインした物が喜ばれると嬉しくて、ついずるずると作り続けてしまっていたのは秘密。
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