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「だって私はアレン様一筋ですから…
だから、まだなんです!
…決してモテない訳じゃないですよ。」とレティシアに向かって説明している。
『分かったから、そんなに必死にならないで。』
『じゃ、その切なそうな目は止めてくださいよ…』
「ごめん、ごめんってば。」そう言いながら、リズにこの話題は禁句ね…
だって…
あまりにも不憫で…
『第一、私の話よりシャルロット姫の話が大事です!
どうするのですか!?』
2人の勢いに飲まれていたヒカルも、今更ながら嬉し恥ずかしい気持ちになってキスされた頬に手を当てて顔を赤らめている。
一方その瞬間ヒカルの家では、
「ん!
今ヒカルに素敵イベントがおきてる予感がするのじゃ
是非とも調査せねばのう。」とフレアは無駄に第六感を発揮して外に飛び出していた。
でもなぜ分かるのか?不思議だ…
もっと他の事で発揮すれば良いのにね。
………
「ひとまずこの事は秘密ね!
もし宰相にでも知れたら…
ヒカル君をどうにかしかねないわ。」いい?とシャルロット、リズ、ヒカルの3人に念押しするレティシア。
言われたシャルロットは自分の行為が原因なのに、きょとんとしている。
天然なのかな?
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