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そしてヴェノムはかつての戦場に降り立った。
一聖はというと、なんと謎のロボットと言われている物のコックピットに座っている。
鬼崎一聖、この若干１７歳の少年は鬼崎重工の御曹司であり、そして３年前世界を救ったロボットの操縦者なのだ。
目の前のヴェノムは間違いなく一聖が戦い、勝利してきた相手。
｢また性懲りもなく出てきやがって、まだぶっ飛ばされ足りねえのかテメェらは｣
手の骨を鳴らし闘志をむき出し、ニヤァっと粘着質な笑みを浮かべるこの少年が３年前日本を、ひいては世界を守ったヒーローだと誰が思うだろうか。
一聖は操縦桿を握る。
｢さぁ、パーティーの始まりだぜオラァ!!｣
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