No.1

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「んだ、テメー。アイツらの仲間か?」 「いや、違ぇよ!」 「嘘はいけねェや。吐かねーってんなら…どうなるかわかってるねィ」 ちょ、刀ァァァ!ちらつかせるの止めろ!リアルに怖ぇから! 「ホントに違ぇんだって!さっき初めてここが江戸だって知ったんだし……」 ここまで言って俺は、うっすらと今の自分の状況が掴めてきた。 やっぱり、多分これは夢じゃない。だってさっきのバズーカのせいで所々痛いし。 あと、ここは本当の過去じゃねぇ。俺の知ってる江戸時代にはバズーカもヘッドホンも、バカでかいタワーもねぇ。 もしかすると、俺…… 「トリップしちゃったわけ?」 ありえない。ありえなさすぎるけど合ってる気がする……。 .
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