*穴*
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手すりは手との摩擦で奇妙な音を立てる。 その時だった。 俺は穴を覗けた。 たった一瞬だったが今日は今までにないくらいハッキリと見え、今まで感じた事のないほどの興奮と快感が体を震わせる。 「……これ…は…!」
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