同居人がいる!

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ちなみにというか、このアホは元々この世界の人間じゃない。もっと言うと、人間じゃない、ドラゴンだ……いや、ただのドラゴンと言うには言葉が足りんな。 ドラゴンの前に『へたすりゃ地球が滅ぶ程度の』と付け足しておく。 しかも前の世界の記憶が無いらしい。何があった。こっちに来るときに何があった。 そして面倒くさいことに何時力が暴走するとは限らないと言う、理不尽極まりないオプション付きと来た………泣いてもいいよな?ゴールしてもいいよな? 何故こっちについてきたのかはいまだもって分からない、永遠の謎である………いや、大体は解っている。でもこの年の差はちょっと…… 因みに、現在は中学校に通っている、てか通わせている。世間体とか気にしていかないと、このご時世なら逮捕とかもあり得る。それはイヤだからな。 日曜朝に俺が一人だったのは、鈴が部活に行っていたからだ、決して後付けではない! ちなみに名前は俺がつけた、向こうの世界での名前を少しもじっただけだがな。 本名を知りたい人は、スピンオフ作品を読むことをおすすめする……っと、いつの間にか宣伝になってしまった、すまない 「英雄、お腹すいた」 鈴がボディブローを決めてきたので時計を見るともう6時半だ。 朝の 「そうだな……飯にするか」 考え事すると時間が立つのははやいなー……畜生。 また徹夜してしまった…… 「ぐおぉ……英雄の腹筋は鋼鉄ですかぁ……!」
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