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あの蒼空に手をのばす
届く筈ないと
分かっているクセに
掴もうとして、空を切る
掌には何も残っていない
それはまるで砂時計の砂のように
サラサラと手から落ちていく
意味もなく、悲しんでいると
急に、雨が降りだした
私の心を代弁するかのように
空が、泣いている
私の心も、泣いているの…?
いくら手を伸ばしても、届かない空
それはまるでーー…
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