♪始まり(一章)♪

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「ハアッ!す、すみません!!もうトラックきてましたよね!?」 「あぁ、愛理ちゃん。大丈夫やで。ほら落ち着きぃ。」 「ありがとう、ござい、ます。」 息が上がって途切れ途切れになってしまう。 「もうトラックは全部入れて帰ったよ。だからそげに急がんくても大丈夫やったんよ。」 「ごめんなさい。ありがとうございます。」 「あ、後ここの住人はかなり少ないけん、わいがもう挨拶すませたさかい、挨拶もせんで大丈夫や。」 「すみません、何から何まで。」 「大丈夫とよ。ルームシェアの相手はその内来ると思うけん。ごめんなぁ~ルームシェアにしてもらって。しかもうちの孫やし。」 「いえいえ。大丈夫です。じゃあ私は部屋に戻ってますね。」 「そうしとき。」
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