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あ。初めまして。
私、憐水 恋菜(れんすい ここな)っていいます。
一応高校2年生で、生徒会副会長やってます。。
そんな私は今、すっごく危うい状況下に置かれてたりするんです。
副会長として絶対にやっちゃいけない…ていうか生徒としてしてはいけない事をしてしまいそうになってるんです!
わーっ!!針動いたぁっ!
「んな変な語りやってる暇があるならさっさと準備して出て行きなさいよ」
「!…お、お母さんっ」
いつの間にやら私の部屋に入ってきたこの人は、私の母、憐水 愛歌(れんすい あいか)。
とにかく強くて勘が鋭くて私の知る限り、母以上に完璧な人は居ないと思って……「遅刻するわよ」
「…っ!?きゃぁぁあっ!
8時30分んんっ!!」
「だから、そんな変な語りしてるからでしょう。
ちなみに私は5、6回起こしたわ。
起きなかった貴女が悪い」
「嘘っ!全然気付かなかった…!
ていうか私語ってない!心の中で思ってはいたけど何で分かったっ!」
「………母の勘」
「それ勘の域越えてるよぉ…!」
「…あ。33分」
「わぁぁあっ!!」
そうなんです。皆さんご察しの通り、ただ今私は遅刻寸前。
理由は簡単。ただの寝坊。
あぁ…私の馬鹿…っ!
てな訳で私はこれから必死で色んな事をこなそうと思います!
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