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私が何かぎゃーぎゃー騒ぎ散らすと必ずたけちゃんは此処に私を置く。
それが当たり前の事でお互いに分かり切っている事だ。
たけちゃんが此処に入れる人は私だけ。
私がこの位置に入る人はたけちゃんだけ。
私達はそんな関係だ。
「まあでも服装の事に関しては風紀委員ちゃんと着てるからな」
確かに不良なんだけど服装はしっかりとしている部分は風紀委員らしいのかもしれない。
だけど………。
「でも私の不良具合なんて向こうと比べたら赤子じゃないか――― !! 」
「分かった分かった。音羽機嫌直せって」
ポンポンと叩かれ私はむすっと黙り込んだ。
急に静かになった私の事を見てたけちゃんは言う。
「そうだ、今日の飯は家で食ってけよ。オヤジが寿司食わせてくれるってよ」
『寿司』
その単語に私は目を輝かせた。
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