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「お寿司食べて良いの―――― !? 」
「ああ、オヤジがたまには高級なモンも食えって」
「やった―― !久しぶりのお寿司――!」
ぱっと立ち上がって私は喜んだ。
たけちゃんのお父さんは板前さんでとっても美味しいお寿司を握る人だ。
私みたいな一人暮らしをしている奴はお寿司なんて高級なモノは食べる事は出来ない。
特に直接握ってくれるたけちゃんの家のお寿司は高いからね。
「えへへ――楽しみ楽しみ――」
食べ物に釣られたとはいえ上機嫌になった私にたけちゃんはほっと息をついてた。
晩ご飯は美味しいお寿司と決まり本当に嬉しい事だ。
風紀委員の事も夢だったら良いのになぁ………。
「取りあえず剛おじさんのお手伝いしてくる――」
パタパタと私はお店の方へ走って行くのだった。
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