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2人は今日、村のまわりを囲っている塀を直しに村の外まで来ていた。
『リヒト、何してるんだ?早くいくよ。』
ルーモはそう言って、道具箱とハンマーを持って村の入り口の方へ向かった。
『あっ!うん、でもルー兄そこに何かいるよ。』
ルーモの少し先に、ふわふわのわたあめみたいなのが待ち構えていた。
『コットンだ!!いけるか?』
ルーモはそうリヒトに言うと、持っていたハンマーを構えた。
『余裕だよ!』
リヒトも持っていた道具を置いて、自分の木刀を構え、ルーモのいる所まで走っていった。
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