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唯も手に持っていたボールペンを置き、床に寝そべる。 「麻衣は、高校はどうするの?」 唯が麻衣に聞いた。 「麻衣は、陸西かな?」 陸西高校は県内でもトップクラスの進学校だ。 「麻衣は、将来の夢は?」 唯がまた聞いた。 「うーん。今はまだはっきりとは分からないけど、高校行って、大学行って、何かになりたい。」 「その何かが大切なんだと思うよ。」 「確かにー。」 2人の会話が続いた。
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