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大ちゃん「じゃあ…うちのクラスはお化け屋敷だな。」
美奈「えﾞ…。」
和也「美奈お化け屋敷ダメだろ？」
美奈「無理…死ぬ…。」
和也「まぁ、文化祭の出し物だし。大丈夫大丈夫。」
美奈「無理だってば！」
大ちゃん「お化けは15人ぐらいでいいだろ。誰がやる？」
近藤「はぁい♪赤羽さんがいいでーす。」
美奈「はぁっ！？」
近藤香織。和也が好きな為和也を独り占めする美奈が嫌い。
大ちゃん「赤羽は迫力にかける。」
美奈「そうそう。近藤さんがやれば？」
近藤「どうして私が。」
美奈「その底意地の悪い性格を充分に出したお化けは協調性があっていいんじゃない？」
近藤「なっ！」
和也「底意地の悪いって…。」
美奈「ねぇ。」
レナ「そうね。印象に残るんじゃない？」
大ちゃん「近藤…っと。」
近藤「先生！私やりませんよ！？」
大ちゃん「よろしく。」
近藤「！？」
大ちゃん「赤羽はお化けより客寄せの方がいい。近藤はお化けがピッタリだと思うぞ。」
近藤「ちょっと先生…。」
和也「美奈は俺と客寄せな。」
美奈「うん。」
近藤「なんで私が…。」
近藤は不満でいっぱいだった。
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