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月日は流れ高校三年の春、俺は相変わらず流れに身を任せ、漂っているような生活をしていた。
そしてときどき思う、俺は生きてる意味あんのかな?
そんなことを思いながらふと上を見上げると、奇妙な光景が目に映った。
電信柱の上に少女が座っているのだ。
(いやいやいや、有り得ない有り得ない!あんな所に女の子が座ってる?あれは夢だ、幻だ!)
「夢でも幻でもありませんよ。」
突然声が聞こえビックリにしながらも顔を前に戻すと、先ほど電信柱に座っていたはずの少女が目の前にいたのだ。
「初めまして佐藤祐一さん、私は草薙命(メイ)と申します、よろしくです。
あ、私は俗に言う死神です。」
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