舞い降りた少女

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・・・は?何言ってんのこの子? 純白とも言うべき白のワンピースを着て、ポニーテールの金髪にクリッとした目。 身長150くらいで体型は・・・言っては悪いが成長していない幼児体型。 俺から見れば不思議少女にしか見えない・・・いや、言動からしてきっとそうだ。 「幼児体型で、不思議少女に見えて悪かったですね。裕一さんはボインな大人のお姉さんの方が好みですか?」 俺しゃべってないよな!?何で分かるんだよ?まるで心の声が聞こえるみたいに・・・ 「その通りです、私心が読めるんですよ。」 命と名乗る少女が言った。 祐一「・・・ははは、これは幻だな、いや~俺は疲れてるんだ、死神?心を読む?そんな事ある訳ないだろ~・・・おっと、学校に遅れちまう、急がないと。」 何もなかったかのようにスルーすると、後ろから「仕方ないですね・・・」と聞こえた気がした。 無視無視、何も見てないし聞いてな ブォン!!音と共に首下に三日月の刃が当てられる。
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