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#0 とある科学者の記録
超能力…それは科学では解明、実現することができない理想。
内容は極めて非現実的で、あるものは念動力とかいう技で物体をあやつり、あるものは衝撃波を出したり果てはロボットを呼んだりする。ん?ゴッ〇マー〇?なにそれ?
誰もが見向きもせず、研究しようなんて考える学者はいなかった。
そんななか、一人の天才学者が現れた。
その名は山崎 仁。彼は15歳で異例の博士号を取得し、20歳になって相対性理論を完全に理解してE.F.Eをも容易に計算出来るようになり、物理学を完璧にマスターした。
23歳にして天文学を極め、宇宙の始まりから終わりまでを文献に論じて論文を提出したが、誰一人として理解が出来なかった。25歳にして生物学を極め、脳のメカニズムを全て解明した。
30歳にして電子機械分野を学び、その技術と研究の成果により、脳のメカニズムを完璧に再現したAI、通称「ヤマザキチップ」をつくりあげ、ノーベル賞を受賞、続いてビッグバンを見るために作った宇宙望遠鏡の最高峰、通称「ヤマザキルーペ」で、世界中の科学者にビッグバンの瞬間を見せ、二度目のノーベル賞の受賞、さらに35歳にして永久機関を実現、ノーベル賞を受賞し、さらに人間国宝とまで称された。
そして36歳にして永久機関やヤマザキチップを搭載、人工筋肉など全てを限りなく人間に近づけたアンドロイドを作り、名称を「完全」という意味の「アブソリュート」から、「リュー」と名付けた。
そして40歳にして…
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