第一邂逅

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―――…何か、夢を見ていた。 不思議な夢だ。 幸せのような、泣きたくなるような…よく、分からない。 上手く、思い出せないのだ。 …まぁ、たかが夢だし、忘れてしまうのが普通だとしても何となく気になった。 記憶に唯一残るのはあの強烈な光だ。 全てを覆い尽くすような、柔らかでいて激しい光。 だが、議論すべきはそこではない。 俺はあの光をどこか懐かしいと―――…
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