第一邂逅

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屋上。今日も良い天気で良い風が吹いている。 「…あ~っ、今日も気持ち良いな、コノヤロー!」 「ははっ、何だそれ」 友人と俺は購買競争を潜り抜け勝ち取った戦利品を食べながら、ぼんやりした。 空が青い。雲が気持ち良さそうに泳ぐ。 「あー…、安らぐ…」 「お前は縁側で茶ぁすする爺さんかっ」 「いやぁ、もう、それでもいい」 いいのかよ、と友人は笑う。 …ああ、そう言えば自己紹介してねーなってことに気付いた。忘れてた。 本格的にボケ始めたのかもしれない。 まぁ、それもいい。こんな暖かで気持ちの良い日だ。ボケたくもなる。
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