始まりは既にいつからか

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会長は頭に可愛らしいタンコブを作って俺の前、つまり床に正座している。 俺はベットに座って会長から翠を出来るだけ離した。 「で、会長は何を?」 「いや、あれだ、ムラムラしてつ「会長は何を?」すいませんでした」 会長は平謝りはしないにしろ頭を少し下げる……フリをした。 ちくしょうムカつく。 「何を?」 「いや、あのな陽ちゃん。私とて健全な女の子ゆえ…」 「健全な女の子が女の子襲ったりしませんよね?」 「それは性欲への冒涜だ!」 「あんたはいい加減盛り終えろよ!?」 ため息をついて会長から本音を聞き出す事にした。いい加減ボケに疲れた。朝からハードすぎるわ。 「べ、べつに翠少女が可愛いからとか、そんなものでは…」 「ああ、つまり会長は翠が可愛くて可愛くて仕方がなくて、ついつい襲ってしまったと」 「うむ、その通りだ(キリッ」 「だったら自慰で済ませてくださいよ…」 「やだやだやだぁ!」 全くもって可愛くない会長の駄々を聞き流し、今度は翠に事情を聞く事に。 「翠、お前は何をやられたんだ?」 「え?えと、ね?首を舐められたり、脇腹をくすぐられたり…」 「会長ォォォーーーッ!!?」 勢いあまり会長の方に向いたが会長はまた一人悶えていて桃色吐息を出していた。 ダメだコイツ…はやく何とかしないと…。
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