始まりは既にいつからか

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と り あ え ず 縛 っ て み ま し た 。 さすがに亀甲縛りとかそんなコアな縛り方はしらないので普通に、そう普通に手と足を縛ったのだが。 何 故 会 長 は 縄 か ら 脱 出 し て い る ? マジでありえない。だって縛ったんだよ?手と足をだよ?動けるワケなくなくない? しかもこの会長、HENTAI☆である。 「会長、潔くお縄に…」 「フッ。陽ちゃんが私を犯してくれるなら……または陽ちゃんと私でエクスt」 「翠、朝日を見に行こう。きっと最高の眺めだから」 「え、うぇ?か、会長さんは…?」 「さっ、行こうか」 「放置プレイキタァァァァァァーーーーッ!!!」 会長はまたビクビクッと何かを感じていて非常にHENTAIチックな乙女でした。 なので私ら二人は部屋からトンズラかます事にしました、はい。 「え、え?えぇぇ……」 翠は少し追い付いていないようだったので肩を掴んで、紳士風にエスコートだかエスカレートしてあげた。 さあ朝日を見に浜辺へレッツゴー。会長はもちろん、放置して。 「そこに痺れ感じちゃうぅ!」 ほんと夏休み入ってからはっちゃけ過ぎだわ、会長は。 別に構わないんだが、花が混ざらないうちに別荘を出て浜辺へと急ぎ足で行くのであった。
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