第1話 さらば黄金騎士

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貭川「…ピケル、どうだ?」 ピケル「マスター、やっぱり彼はホラーに憑依されているようです!」 首領「恵ちゃん?肩に乗っている幼女は何かな?」 貭川「コイツは魔導輪ピケル…ホラーを探知する能力を持っている。」 ピケル「えっへん!」 えっへん!じゃねえよ。魔導輪って…輪じゃねえよ!?それ幼女だよ!! 貭川「仲平、仲間を斬りたくはないが…ホラーに憑依された人間はホラーも同然だ。」 仲平「嘘つけ!顔笑ってるじゃねえか!」 首領「そうだよねぇ…目から火炎が出る人間なんかいないもんねぇ……ホラーだね☆」 仲平「アンタもなんでこっそり処分しようとしてんだぁぁ!!」 おいおい…貭川が頭上で剣振り回してるんだが…マジか? 貭川の頭上に光の円が現れると、なんか気持ち悪い天使が貭川に黄金の鎧を装着させた。 ピケル「がろ~♪」 貭川「さっさと終わらせるぞ。ピケル、魔導火を頼む」 ピケル「無理です。口から火を吐く行為は乙女として許せませんです。」 首領「冷たっ!?」 …ここに目から火炎を出す男がいるんだが。 貭川「仕方ないな…仲平、目から火炎を出せ。」 仲平「おい、貴様いい加減にしろ。誰が好き好んで殺されるために炎を出すんだ。」 貭川「早くしろ。99.9秒以内にお前を斬らないと大変なことになる。」 首領「具体的には?」 貭川「富士急ハイランドのエヴァンゲリオン初号機がリフトオフする。」 嘘つけぇぇぇ!!
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