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風紀室の扉は異常にデカくて豪華だ
無駄にキラキラしている
これを無駄遣いと呼ばずして何と呼ぶ
俺たちはその豪華な扉を開けて中に入った
中には既に二人の風紀役員がいた
一人目は五十嵐尚<イガラシ ショウ>先輩
尚先輩は高3で、オレンジの髪に金の瞳という派手な見た目をしているが優しくて面倒見の良い先輩だ
しかも格好良い
もう一人は相沢葵<アイザワ アオイ>
葵は高2で俺たちと同じクラス
葵という可愛い名前だが、背が190㎝もあってかなりデカい
黒髪に紺色の瞳な無口無表情なやつ
でもたまに犬の耳と尻尾が見えるときがある
尚「おはよー、今日来るの遅かったな」
手をヒラヒラさせながら問い掛ける尚先輩
要「おはようございます。
あー…生徒会に捕まっちゃって…」
誤魔化そうかと思ったが、諦めて苦笑いしながら正直に言う
だって、生徒会の名前出すと………
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