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だが
朝「ここどこっすか?
そして海月さんどこっすかー!!」
森を降り、淡い光に照らされながら海月さんを捜したが…いない。
(つかこんな古風な町初めてっすよ。
電柱、電線もない町なんてどんだけ田舎なんすか。
まるでタイムスリップした感じっす。)
トボトボと甘く香る道を歩いて行った。
?「おい、お主。
どこ行く?」
後ろから声をかけられた。
朝「うん?
僕っすか?」
?「お主じゃ。
来い。」
そこにいたのは扇子を僕に向けている髷の渋いオッサンだった。
朝「僕は人を捜してるんっす。
ですから今忙しいんっす。」
こんな人構ってられない と思いまたクルッとマントを翻し歩き始めた。
?「ふん、おもしろい奴だ…。
だが逃がさぬぞ、新見。」
?「はっ。」
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