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『なんだよ、なんだよぷっぷくー!!』
そう言っても はいはい と流された。
上司としてこれ…悲しいよ。
朝「次行くっすよ」
『ふぁ~い』
やる気のない返事をし歩き出した。
と、その時
女「止めて下さい!!
どうかその子だけは!!」
男1「黙れ!!
この餓鬼を殺さねぇと気がすまねぇんだよ!!」
子「母さん、母さん!!」
女の人の切羽詰まった声とそれを怒鳴り付ける男の声。
その女の人の子供だろうか泣き声が聞こえた。
行かなくちゃ!!
その思った頃にはもう足が前へと走り出していた。
朝「海月さん!!」
後ろから朝霧君の呼び止める声がしたが今はそれどころではなかった。
『止めなさい!!』
私は親子であろうその人達の前に立ちはだかった。
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