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~用意するもの~
・顔全体が写る鏡
・緑のペン
美「手鏡はあるし、緑のペンは筆箱に入ってるから、あと………ん?なにこれ?」
・あなたが失くしてもいいと思った宝物
美「…失くしてもいい宝物?失くしちゃ駄目だから宝物なんじゃないの?」
暫く頭を抱えたが、クマのぬいぐるみにすることにした。
これは兄が誕生日に買ってくれたものだ。随分と色褪せてしまったが、宝物には違いない。
~準備~
1、鏡の中心に緑のペンで小さな×を1つ書く
2、その鏡に宝物を映す
3、自分の顔を映す
4、午前2時になるまで自由に待つ
美「本当にこれで合ってるのかな?4番に至ってはアバウトすぎるし…」
今はちょうど0時。あと2時間あるため、やり方と注意の確認をしておくことにした
~やり方~
1、明かりを全て消す
2、鏡は左手、宝物は右手に持つ
3、鏡にあなたの顔が映ります
4、質問をいくつかされます。嘘を吐かずに答えてください
5、最後にあなたの知りたいことを聞かれますので言ってください。
美「……悪いけど、真面目にやるものではない気がするよ。雪美」
半信半疑になってしまったが、ここで止めてしまえば雪美に悪い気がしてならない。
私はもう一度紙に目を向けた。
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