~第2章~

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 煙草を吸い終え、洗面所に向かうと洗濯機の中で私の服が回っていた。 “あっ…洗ってくれたんだ…” とりあえず シャワーを浴びながら思いだそうとするも…… 「ハァ……。」 やっぱ無理。 “あっ……腕…見られてしまったな…”  シャワーを浴び終え、まだ洗濯も終わっていないようなので、また彼のTシャツを借りて着ることにした。 ーーーカチャーー リビングの扉をあけ 床に座る彼に 「シャワーありがとう……後、服も。」 「…ん。まだ乾いてないねん。ゴメンなぁ。」 「謝るとこちゃうよ(笑)…私こそ…まぢでゴメン。」 「ほら。こっちおいで。髪乾かしたるから。」 とドライヤーを片手に ヒラヒラ~と手招きしている。 「うん。」  私は彼のほうに向かい、ソファーに腰を降ろした。 .
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