~第2章~

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 後ろから私の顔を覗き込み… 「熱かったら、言ってなぁ~。」 と私の髪を少しずつ手に取りドライヤーで乾かしていく。 優しく自分の髪に絡む指  人に髪の毛を触られるのは どうしてこんなに落ち着くんだろか。 「今日、バイトは?」 「久々にお休み。」 「そっかぁ~。俺も休みやから、ゆっくりしていったらえぇよ~。頭痛いやろ?」 「うん。まじ飲み過ぎたわ。」 額に手を当て苦笑いを浮かべた。 情けない… 「まぁ~たまにはえぇんちゃう?」 いくら考えても思い出せないので 「てか……昨日…」 と軽く聞いてみた。 「あぁ~。5人とも潰れててさぁ。俺がみんな送って行ったんやで~。大変やったわ。」 と彼は苦笑いを浮かべながら少し肩を竦めた。 .
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