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亮はピンクゴールドのピアスを袋から出し、私の耳朶に付けた。
「はい。ついたよ。」
「ありがとう。亮もつけてあげるわ~。」
私はもう1つのゴールドのピアスを手に取り、亮の耳朶に嵌めた。
「はい。ついたよ。」
「ありがとう。」
「フフッ…なんかお揃いみたい。」
「ホンマやなぁ~。」
「大事にするわ。」
「おぅ。」
そして再び私の背中を亮が包んだ。
“凄く心地よい…”
また明日からは、バイトの日々が始まるんだ。
もうこのまま時間が止まっちゃえばいいのに…
なんて。私、ちょっと疲れてるのかな…
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