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亮を見送り、私は家の鍵を取り出し
ーー・ガチャーー
家の扉を開け
中に入ると祖母がいた。
「………ただいま。」
「あ~帰ってきたん?帰ってこんでよかったのに。こんな時間に家に出入りして…恥さらしが!!」
「……ゴメンなぁ。」
「ハァ…さっさと出ていってほしいわ。目障りな!!」
「卒業したら出ていくから。」
私は階段を上がって部屋に向かった。
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今更、言い合いをする気もおきない。
母が亡くなって7年間
“なんで私が育てなあかんねん。”
“お前がおかんかったら、働かなくて済んだのに。”
“娘が死なんとお前が死んだらよかってん。”
“お前が娘を死に追いやったんや。人殺し。”
そんな罵声を浴びせられる日々だ。
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