~第4章~

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翌日の正午 私は彼氏の家に向かったー ーーバンッーー 健介がテーブルを叩きつけ 私の胸ぐらを掴む…  健介は私の今彼。 一応、付き合って一年ちょっと。 「何なん?」 「だから、浮気したから健とは別れるって。」  私には浮気の線引きが分からない。健介にとっては他の人と寝てしまったら……らしい。 「お前、これで何回目?」 「さぁ……3…4回目ぐらい?」 まぁ実際はもっと多いけど。 「悪いとか思わんわけ?」 「だから、何回も別れるって言ってるやん。」 「開き直りかよ。」 「てか、もう健に興味ないだけ。とりあえず離して。」 と胸ぐらを掴んでいる健の腕を引き離し ーーカチッー 煙草に火をつけた… .
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