~第4章~

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「チッ…分かった。終わりにしたるから最後に抱かせろや。」  私の指から煙草を抜き取り、灰皿に押し付け火を消した。 ーーバンッーー ベッドに押し倒され、片手で私の両手首を押さえ付けられる。  健の顔が私の首筋に埋め、もう片手で服を剥いでいく。 抵抗したって無駄。  女の力で男に勝てるわけないことぐらい分かってる。  嫌がれば嫌がるほど相手を喜ばせるだけ… だから素直に受け入れる。 それらは すべて義父から教わった事。 小学2年の時 そう あの日から私は父のオモチャになったんだ。 .
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