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ーーゴクゴクッとアルコールを喉へ流し込む。
「ハァ……疲れた…」
鞄から
シガレットケースを取りだし
ーーカチッーー
煙草に火をつけ、ゆっくりと煙を肺に吸い込む。
フ~と吐き出す紫煙と共に疲れを吐き出していく。
「な~んか、美沙また痩せたよなぁ?」
顔を少し赤らめた由希が私の顔を覗きこんでくる。
「ん~最近、バイト詰め込んでるからなぁ…」
煙草を口に加えながら、
自分の二の腕を掴んでみた。
“ん~。確かに痩せたかもなぁ…
帰ったら、体重計ってみよ…”
「あんま無理しなゃ~。」
ーーポンッと肩を軽く叩きながら、優しく微笑んだ。
「せやなぁ~。ありがとう。」
こうして学校やバイトの話など他愛ない話をしながら、皆でテーブルに並んだ料理を摘まみ、グラスを次々とあけていった…
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