~第1章~

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ーーゴクゴクッとアルコールを喉へ流し込む。 「ハァ……疲れた…」 鞄から シガレットケースを取りだし ーーカチッーー 煙草に火をつけ、ゆっくりと煙を肺に吸い込む。 フ~と吐き出す紫煙と共に疲れを吐き出していく。 「な~んか、美沙また痩せたよなぁ?」 顔を少し赤らめた由希が私の顔を覗きこんでくる。 「ん~最近、バイト詰め込んでるからなぁ…」 煙草を口に加えながら、 自分の二の腕を掴んでみた。 “ん~。確かに痩せたかもなぁ… 帰ったら、体重計ってみよ…” 「あんま無理しなゃ~。」 ーーポンッと肩を軽く叩きながら、優しく微笑んだ。 「せやなぁ~。ありがとう。」 こうして学校やバイトの話など他愛ない話をしながら、皆でテーブルに並んだ料理を摘まみ、グラスを次々とあけていった… .
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