第二章【お母様、これはそうゆうのじゃなくてね?】

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ドタドタドタドタ… 誰かが階段を上がってくる音がした。 ガチャ! 母「神那ちゃん、朝から何をハッスルしてるの?」 母親が神那の部屋の扉を開けた。 そこに飛び込んできた絵は… アクセルに馬乗りになり殴りかかろうとしている神那に、上に乗られながら反撃しようとするアクセル、神那を羽交い締めにして止めるロクサス… 一同「………………………………………………………………」 沈黙、沈黙、ひたすら沈黙。 母「あ…………っ、部屋間違えたのかしら? だって、ねえ? 神那ちゃんが男の子とワンナイトラブなんて……… ご、ごめんなさいね、私は何も見てないわどうぞ存分に続けてさようならッ!!!!!」 『ちょっ、あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!!!!!!!!!! 待ってお母様ぁぁぁぁぁあ!!!!!!!!!』 母親は泣きながら走り去ってしまった。
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