第二章【お母様、これはそうゆうのじゃなくてね?】

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『まずい、非常にまずい…っ!!』 ガクリ、と崩れ落ちる神那。 弁解しに行くなのだろうが、今の神那にその勇気は無かった。 アク「…ロ、ロクサス神那に何か言ってやれ!(小声)」 ロク「え、な、何で俺が?」 アク「ばっ、声でけえよ! い、いいから、早く!」 ロク「アクセルのが声でかいよ… わかった、慰めてく…」 ぴたっ、とロクサスの動きが止まった。 早く、とアクセルが急かそうとロクサスに近寄ってみると… アク「神那…お前何してんだ?」 『え、な、なななんのこと?』 ロク「神那、近い…」 『…テヘ☆』 神那はロクサスの目の前で正座待機していた。 『さあロクサス、存分に私を慰めて!』 ロク「え、何か元気になってない?」 目を輝かせて待っている神那。 アク「お前さっきのは芝居だったのか?!」 『芝居なわけないでしょ、ガチでへこんでたわ! でもロクサスが慰めてくれるって聞こえて元気になっちゃったのw』 はぁ~…とアクセルがため息をついた。 アク「てめぇ…、…ロクサス前言撤回だ!こんなやつに優しくする義理はねえ!」 ロク「え、あ、」 『ちょっとー!何それ!こんなやつって何よ!』 アク「言葉の通りだ!くそ、同情して損したぜ!」 『ムッ、酷い針ネズミ!』 アク「だから針ネズミじゃねえ!」 さてさて、またもや喧嘩勃発しそうです…
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