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『まずい、非常にまずい…っ!!』
ガクリ、と崩れ落ちる神那。
弁解しに行くなのだろうが、今の神那にその勇気は無かった。
アク「…ロ、ロクサス神那に何か言ってやれ!(小声)」
ロク「え、な、何で俺が?」
アク「ばっ、声でけえよ!
い、いいから、早く!」
ロク「アクセルのが声でかいよ…
わかった、慰めてく…」
ぴたっ、とロクサスの動きが止まった。
早く、とアクセルが急かそうとロクサスに近寄ってみると…
アク「神那…お前何してんだ?」
『え、な、なななんのこと?』
ロク「神那、近い…」
『…テヘ☆』
神那はロクサスの目の前で正座待機していた。
『さあロクサス、存分に私を慰めて!』
ロク「え、何か元気になってない?」
目を輝かせて待っている神那。
アク「お前さっきのは芝居だったのか?!」
『芝居なわけないでしょ、ガチでへこんでたわ!
でもロクサスが慰めてくれるって聞こえて元気になっちゃったのw』
はぁ~…とアクセルがため息をついた。
アク「てめぇ…、…ロクサス前言撤回だ!こんなやつに優しくする義理はねえ!」
ロク「え、あ、」
『ちょっとー!何それ!こんなやつって何よ!』
アク「言葉の通りだ!くそ、同情して損したぜ!」
『ムッ、酷い針ネズミ!』
アク「だから針ネズミじゃねえ!」
さてさて、またもや喧嘩勃発しそうです…
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