-神様?いいえケフィアです-

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秀「まぶ……しい。……?」 なぜか深い眠りから覚めるような眩しさを感じ、目を擦りながら起き上がる。 秀「…………へ?」 あらためて目を擦り、辺りを見回す。 白い…どこまでも白い空間が広がっていた。 その白さのせいなのか、さっきの眩しさを余計に感じるようになった。 ふと、後ろに誰かが立っているような……そんな気配というのだろうか、そんなものを察知した。 振り返ってみるとそこには黒い、人の姿をした物体が立っていた。 秀「なん……だ?」 なぜか喉に詰まったように言葉がでない。 その物体が持つ独特な雰囲気だろうか、背中に冷や汗が流れる。 するとその黒い人型の頭、口に相当する部分が動いた。 ?「ようこそ。神の空間へ」 初めて聞く、神の空間という言葉。不思議に思った秀希は、まったく現状は把握出来ていないものの、なにもしないよりは良いと思い声をかける。 秀「お、おい……。ここは、何処だ?いったい…なにが…」 自分の状況を把握するため、秀希は小さくならないように気を付けながら声を出す。 するとなぜか小刻みに黒い物体が震えだし、何かを耐えるように手に力を入れる。 ?「……………プッ!!」 急にさっきまで感じていた雰囲気が消し飛んだ。 そしてなぜか黒い物体は地面を笑い転げている。 ?「ギャハハハハハハ――ゲホッゲホッww」 黒い奴は笑い過ぎて、むせている。しかし今だに笑い続けている。 秀(な…なんなんだよ) いったいどれだけ笑えば気が済むのだろうか。軽く2、3分は経っているはずだ。 痺れを切らした秀希は思い切って喋り掛けてみた。
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