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「本来なら異なる次元に干渉なんてできません。
低次元の世界が高次元に干渉するなんてもってのほかです。
ですが、その逆はある程度の技術力があれば可能です。
具体例を出してみましょう。
あなたは絵をお描きになりますか?」
「まあ学校の授業ぐらいなら」
「結構です。
では、簡単な絵を描いていただけますか?」
そう言ってまたマクスウェルは指パッチンをして、紙とペンをだした。
「さっきからのその指パッチンはなんなのですか? すごく気になるんですが。」
「これですか?
それも順を追ってお話させていただきますので、とりあえずは何かかいてください。」
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